今週はお弁当こそ毎日無事に作り終えられたものの、夕食の準備で鍋をからだきしたり、ぶりのあら煮を焦がしたり…と、ちょこちょこ「何をやってもだめだ!」という気分で床についた週でした。
そんなときにふっと思いだしたのは、最近読んでいる「オリオリスープ」というまんがの2巻に出てきた冬至のエピソードです。
何をやっても失敗ばかり続く日にうちのめされた主人公に、職場の同僚が「冬は寒くて夜が長く、不安や悲しい気分にとらわれてしまうけど、これからは明るくなる一方ですよ」というシーンが出てくるのです。
もうとっくに冬至は過ぎてますけど、明るくなるのをじっくり待とう…と思いました。
今日はその「オリオリスープ」の話を少しさせてください。
モーニング系列の雑誌に掲載されているまんがで、毎回何かしらテーマになっている汁物(スープのこともあるし、フルーツポンチなんて時もあります)が出てくるおはなしです。このところバタバタと過ごしていましたので、すっかり新刊が出たことを忘れてしまっていたのですが、ようやく3巻を買うことができました。
webで読んだ話も、はじめましての話も全部好きだなあ。絵柄も好みです。そして毎回出てくるスープのおいしそうなことといったら、もう。
3巻に収録されている「茶節」は、webで読んでからすっかり私の朝の定番になりました。(私はお椀ではなくマグカップで作っています)
器に味噌、かつおぶし、具(ねぎやわかめ)を入れて、お茶をそそぐ簡単なお味噌汁。私はそこに海苔やちぎった梅干しを入れることが多いです。
起き抜けに白湯を飲む…という方も多いですが、私はお弁当を詰めながら茶節を飲み、お弁当が出来上がったあとにゆっくりと朝食をとることにしています。茶節でお腹があたたまっているので、朝食も以前よりすいすい入るようになったような気がしています。
これなら紙コップなどでも簡単に作れるので、お弁当にも合いそうですね…と、無理やりお弁当につなげてみましたがいかがでしょうか(何が)。
4巻はどんなスープの話が読めるのかな、とても楽しみ。それまでに1〜3巻の茶節以外のスープも作ってみたいです。