「みんなのうた」4〜5月のうたは「お弁当ばこのうた」
こんにちは。今日はお弁当に関連あるようなないような、な話をさせてください。(写真は以前作ったお弁当です)
みんなのうたという番組、ご存知の方も多いでしょうか。私が子どものころからある番組です。
子どもができてからEテレを見る機会が増え、この番組もウン十年ぶりに視聴するようになりました。
時々古い曲も交えつつ、定期的に新しい歌が放送されるのですが、4〜5月の新曲は「お弁当ばこのうた」というタイトルでして。
あのね、これが素晴らしくて。恥ずかしながらマジ泣きしました。
「お弁当ばこのうた」の歌詞内容をざっくりと
非常にざっくりいうと、お母さんが娘にお弁当を作る歌です。
毎日持たせるお弁当は、あなたへのお手紙。からっぽで持ち帰ってくれる嬉しさと、残してきた日の心配な気もち。
お母さんの視点で、お弁当づくりのことと娘への愛情を歌っているというのかなあ。
うちの娘はいま2歳。1歳半のころからお弁当を作っているのですけど、歌の中の娘さんは中学〜高校生なので、将来の自分と娘に重ね合わせてまず泣きました。なんかあれですよ、「はじめてのおつかい」で号泣するみたいな感じに近い。
「食べているところは一度も見られないけれど」みたいな歌詞があって、ああ今は娘と一緒にお弁当食べてるけど、学校に行くようになったら食べるところには居合わせられないんだな…みたいなことを考えました。
そして数日前から実家にきているのですが、きのうは実母と一緒にこの歌を聴いて、今度は娘の立場でこっそりと泣きました。高校入学から22歳で家を出るまで、毎日お弁当作ってもらってたなあ…ありがたかった…。
いよいよ学校を卒業。お母さんのお弁当も卒業
歌の後半では、お母さんのお弁当最後の日の光景がでてきます。今まで「お弁当」という形で、毎日娘にお手紙を送っていたお母さんへ、娘からの手紙が届くのですが、はいここでまただめ。号泣。
一緒に観ていた娘が心配するくらい涙と鼻水が出ました。
たぶん子どもをもつお母さんで、お弁当作ってる方はホロリとくる率高いと思うのですよ。
このブログの読者さんにどれくらい該当する方がいるかは定かではないんですが、決して少なくはないと思うので、興味が出たら聴いてみてもらいたいです。
歌に合わせて流れるアニメーションもかわいすぎずかわいい感じで、すっと歌になじむ感じがします。
「お弁当ばこのうた」はEテレのサイトまたはアルバム「うた弁」で聴けます
「お弁当ばこのうた」は「みんなのうた」の放送以外にも、Eテレの「みんなのうた」ホームページで動画を観ることができます。または「うた弁」というアルバムに収録されているそうなので、気になる方はぜひ。
歌っているのはシンガーソングライターの半﨑美子さんです。この歌を知るまで存じ上げなかったんですが、プロフィールを見たら同い年だったことが判明して一気に親近感がわきました。
「うた弁」のアルバムカバーのお弁当は、半崎さんご自身が作られたそうです。美味しそう…!
特典がお箸っていいなあ。