2021年も終わりに近づき、今年買ってよかったものをtwitterでまとめています。
先日まとめ作業のときに、amazonの購入履歴を見て、こちらの鍋を買ったのがほぼ1年前(2021年の1月末に購入)ということに気づきました。
1.アイリスオーヤマの電気圧力鍋
— ロコ@料理とねこ (@65x1) December 10, 2021
あれ、これ今年買ったんだっけ…?(1/30に買ってた)
仕込み時間少々でメインおかずができる頼もしいやつ。
完全に目を離して調理できるから、テレワーク中や子どものお迎え時間の有効活用に使い倒してます。https://t.co/84wEG7UM8l#買ってよかったもの2021 pic.twitter.com/3WJTSWD4cM
体感としてはもう2年くらい助けてもらっているような気がするんですが、それほど毎日使っているということなのでしょうね。
そんなにお世話になっておきながら、ブログで紹介する機会を逃していたので、今回はこちらの鍋を約1年、ほぼ毎日使ってわかった良いところや、すでに持っている圧力鍋との使いわけについて感じるところをご紹介したいと思います。
ここ数年で注目度が高まっている電気圧力鍋、これから導入したいとお考えの方の参考になれば嬉しいです。
電気圧力鍋ってなに?
電気圧力鍋、共働きで子どもがいるご家庭では、数年前からホットな調理家電として人気が高まっているのを感じます。
火を使わず電気で食材を加熱・加圧し、時間のかかる煮込み料理なんかを短時間、しかもほったらかしで調理できるよ!というのが大きな魅力ですね。
メーカーによってワンタッチで調理できる自動メニューが充実していたり、レシピがあとからダウンロードできたり、まぜ機能がついていたりとラインナップは豊富です。
「いろいろ多機能で高価な電気圧力鍋が出ているけど、どれくらい使いこなせるかわからないから、まずは手頃な価格のを買おう」という気持ちでアイリスオーヤマを選びました。
メインで使うボタンは4つ。左側のモノクロ液晶にメニューが表示され、ダイヤルで選択するスタイルです。
基本的な使い方は、
- 内鍋に切った材料と調味料を入れる
- 内鍋を電気圧力鍋にセットし、ふたをしめる
- 調理メニューを選ぶ。自動調理メニューのほか、「蒸し30分」「圧力10分」など、モード×時間を組み合わせた細かなマニュアル調理も可能
- ふたの排気・圧力つまみをセットしてスタート
の、シンプルな4ステップ。
スイッチを入れたあとは、基本的にほったらかしで調理が進み、出来上がったら電子音でお知らせしてくれます。
90種類の自動メニューが登録されていて、詳しい加熱時間を指定せずにすぐ調理が始められます。
中には「米料理」のカテゴリがあり、白米・玄米・炊き込みご飯なども自動調理ができるので、炊飯器の役割もある程度は兼ねられそうです。
実際に作った料理
毎日なんらかの調理をこの子におまかせしているといっても過言ではない私、実際の写真がいくつかありますのでご紹介しましょう。
圧力鍋の得意料理といえば、のビーフシチュー。じゃがいもはホクホク、にんじんはやわらかく甘く仕上がります。
(余談ですが、シチュー系のときって主食をどうするか迷いませんか?私はこのとき豆ごはんにしましたが、他にピラフを炊くときもあります。いまだ正解が見いだせません。)
うっかり蒸しすぎてすが入ってしまいがちな茶碗蒸しも、自動メニューにあるので選択するだけで簡単、仕上がりぷるぷる。
あと1品足したいなぁというときに作ります。
あさりの酒蒸し。ふつうのフライパンでもできるでしょ…なメニューですが、電気圧力鍋の「調理中に目を離しても大丈夫」な点を活かし、子どもをささーっとお風呂に入れる間に調理しました。
自分がキッチンにいなくても調理がすすめられるというのは、慣れてみると大変快適ですね。子どもから目が離せない乳児期に、こういうのが欲しかったな。
お風呂タイム以外にも、
- メール1つ書くあいだに、葉物野菜を蒸す
- テレワークのお昼休みにかたまり肉を入れて調理スタート、夕方終わるころに夕飯おかずの煮豚が完成
- 朝ひき肉とトマト缶を入れて調理スタート、お昼にミートソースがたっぷり出来上がるので、ランチにパスタ&残りは冷凍ストック
みたいな感じで、私が他のことをしている間にどんどんと働いてもらっています。
煮込み料理だけではなく、料理の下ごしらえや「あと1品」の副菜にも、幅広く活躍してくれる家電ですよ。
電気圧力鍋のよいところ・イマイチなところ
1年使ってみての個人の感想です。
よいところ
- (前段でも少しお話ししましたが)ほったらかしで調理できる
- 多彩な自動メニューで、献立が思い浮かばないときのヒントになる
- 「なべモード」を使うと、煮込んで水分を飛ばしたり、煮る前に具材を炒めることもできる
イマイチなところ
- 炊飯メニューに「早炊きモード」がない
- 加圧時間が数分でも、トータルの調理時間が1時間弱かかる(減圧時間も含んでいるため)
- 内鍋に持ち手がないので、調理後すぐに持ち上げるときは鍋つかみが必要
従来の圧力鍋との違い・使い分けは?
ところで電気を使わない、従来の圧力鍋として、私はゼロ活力なべを愛用しています。
すでに圧力鍋があるのに、わざわざ電気圧力鍋を買うのか?というのは購入時にかなり迷った点なんですが、1年使ってみて「使うシーンが違うので、両方持っていても損はしない」という結論に至りました。
従来の圧力鍋は火で加熱する時間があり、その間はキッチンにいなくてはならないのですが、トータルの調理時間は電気より短め。
「食べ始めるまでに時間があり、ほったらかしで調理したければ電気圧力鍋でのんびり調理」「食べ始めるまで時間があまりないときは、従来の圧力鍋でスピード調理」という使い分け方をしています。
電気圧力鍋は、こんな人におすすめ!
私なりに考えてみた、電気圧力鍋をおすすめしたい人は
- 乳幼児の子育て中で、長時間キッチンに立つことが難しい人
- 自宅仕事やテレワークの人
- 外勤だけど、前日夜や朝に仕込みの時間が少しとれる人
- かたまり肉や手羽元をホロホロに煮たメニューが好き!という人
- 下ごしらえのあと、難しい火加減などを考えずに、スイッチひとつで調理を完了したい人
です。自動メニューが豊富で火を使わないので、お子さんや高齢者が安全に調理するための家電としてもいいですね。
私がこの鍋を購入して1年、夕方キッチンに立ちっぱなしになる時間はぐんと減りました。この時間にささっと掃除をしたり、洗濯物をたたんだりと他の家事を同時進行もできています。
また薄切り肉よりもかたまり肉を買う機会が増えたり、茶碗蒸しやプリンを作る頻度が上がったりと、自分の料理に面白い変化が訪れているなーと感じています。
今はさらなる使いこなしのために、スペアの内鍋を買おうかなと考えているところです。
以上、購入を迷われている方の参考になれば…!
大手ショッピングサイトのセールで対象になる機会も多い商品なので、ぜひ価格をチェックしてみてくださいね。